音楽以外で好きなことと言えば、やはり"パン"。ちょろちょろお店巡りしてます。パンは癒されるなあ〜。お店によって得意なものもカラーも全然違うし面白い。
ヨーロッパ生活でパン好きになった私は、2006年(だったっけ...)にパン技術研究所の100日間コースに間違えて入学し(製粉会社の人、ホールセール各社の選抜社員達、パンの先生、店長クラスのパンのプロ達が日本全国から更なる知識と技術向上のために通う専門機関だった)、実技もさることながら、座学も(勉強が専門的過ぎて、暗記が大変でした)えらい大変な(他の方にとってはえらい大迷惑なorz...?)100日間を終えて(筋肉モリモリ&5キロ太った)、すっかりパンにハマってしまった。
ちなみに、卒業後の進路の話を先生としたときに、私は『鎌倉の実家に工房を作って、早朝にパンやサンドを作って、パンと美味しいスープと飲み物類を販売できる車を買って、湘南の海沿い(一年中サーファーや観光客が沢山いる)を販売カーで回る』というビジョンを話した。
きっちりパン職人の仕事をしながらミュージシャンをやっている人は聞いたことがなく、それぐらい体力的にも大変な世界なことを知っていたし、音楽もあきらめ切れず、すごく悩んで悩んで、やるなら販売じゃなくて職人をやりたかったし。音楽をすっぱり辞められるなら、職人になりたかった。悩んだ末に、何を思ったか、もうちょっと音楽じゃない経験がしたくて某企業の経理事務として働いた後、渡米。アメリカでも色々な人生勉強がありました。
パン研(パン技術研究所)での経験は、人生の3本指に入るくらい今の私の生きていく力になっている素晴らしいものとなっている。パン研時代以外の2つは、長野県での住み込み農作業バイト、高校のバスケ部時代。すべて私にとっては体力的にも精神的にも過酷で、苦しくて泣いたり、ついて行けなくて凹んだり、情けない私の姿ばかりが思いだされる。この3つ全てにおいて、私は完全に落ちこぼれていた。その当時の仲間から見たら、私は情けない人間だっただろうと思う。情けなかろうが何だろうが、自分のできる精一杯で最後までやったということが今の自分の自信に繋がっている。この3つは本当に大きい。
今でもパンが心から大好きで、パンに関する興味が尽きることがなく、パンのことを考えていない日はないんじゃないかと思う。パンに関係する仕事をする夢はまだあきらめていません。。アハハ
そうだな、本当に好きなこと。。音楽と、、、やはり"パン"。
先週行ったのは、お気に入りのシニフィアン・シニフィエ(世田谷区下馬)。
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