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2013年2月27日 (水)

アマロ・ジャバロと言えた日

歌を歌い始めた19歳位の頃、私のホームグラウンド京都RAGの秋葉さん(イエイ!)が「高宮にすごい似てるシンガーがいるんや」と渡してくれたシンガーソングライター"原みどり"さんのアルバム『アマロ・ジャバロと言えた日』のテープ音源。歌は分からないけれど(恐れ多いし)、マインドがすごく近いと思った。彼女の声を初めて聴いた時は、感動とも悲しみとも判別付かないぐらいの、(大げさかも知れないけど)嗚咽しながら泣いた。当時は思いっきり洋楽にハマっていて(今思うと恥ずかしいけど、相当カブれていた)、邦楽は全く聴いていなかったので、まさかの号泣。好きな日本人シンガーは沢山いるけれど、ここまで泣いたのは"原みどり"さんの歌が最初で最後。それぐらい私にはインパクトがあった。

『アマロ・ジャバロと言えた日』のCDが欲しくて、すぐに何件かのCDショップを回ったけれど、既に廃盤になっていてお店に置いてなかった。なんだか悲しかった。なんでこんなに素晴らしいシンガーのCDがお店に置いてないんだ。ショップで泣いてしまった。なかなか泣き止めなくて、その後、トイレでもひとしきり泣いた。若かった。音が変わるまで聞いたテープ。テープの状態でロンドンにまで持って行ったけれど、何度か引っ越している間にどこかでなくしてしまった...。その後、ネットで買った。今でも愛聴盤です。一昨年、初めて生でみどりさんのライブを見た。やっと会えたという感動と、歌声に、涙が止まらなかった。

今日から、デモの歌入れ段階に入り、ちょい久し振りに"原みどり"さんの『アマロ・ジャバロと言えた日』を聞いて、やはり泣いてしまった。声が抜群。やっぱり良い。最近のものももちろん大好きで素晴らしいのだけど、歌が上手すぎて(が理由かどうかは不明)、泣けない。でも、泣けないからダメではない。絶対的な感心感というか、まあ、ファンなので、どんなみどりさんでも好き(笑)。昨日の日記で絶賛したホセさんやエミリーさんの歌では泣いていない。でも、すっごく痺れた。ホセさんは歌が上手いし、インタビュー記事を読んでも誰もが認めるストイックで完璧主義なタイプのミュージシャン。尊敬する。エミリーさんはキャラクターの可愛らしさが溢れる歌で癒される。うん、みんな良い。

色んな価値感がある。色んな見え方がある。ホセさんでも評価されない時代が長かった。良い意見も、厳しい意見もあるけれど、それに振り回されることなく、自分が良いと思うものを信じてやり抜いて、長くやって行けたら良いな。

と、私は思っています ^_^)v

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コメント

懐かしいですね 自分はラスト二曲が特に好きでした 今調べたら2009年にリイシュー盤が出てるんですね 知りませんでした (^_^;)

池田さん

え、リイシュー盤、出てるんですか?私も知りませんでした^_^

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