歌っていて良かったなあ、と純粋に心から思える瞬間。
バタバタしている間に、日記に書きたかったことがそのままになってしまい、気が付けば3週間経ってました。
2年弱前から地元のゴスペル歌仲間達でやり始めたゴスペルグループ。経験はバラバラだけど、お互いの個性や事情を認め合い、みんなで協力し合って、揉め事もなく、平和に、そして、一番重要なこと、、みんなで楽しく歌っています。決めごとがない、何も強制しない、休みたいときに休めて早退も遅刻もOK。その事情も特に説明する必要もない。グループの統制や向上を計るために決めごとを沢山作ったり、何かを強制する場合が多いですが、それの真逆の方法でありながら、絶妙なチームワークの元でモチベーションも保ちながら着実に上達して来ています。決まり事がなさ過ぎると大概は「練習がダレる」「面白くなくなる」、もしくは、「上達しない」ということが起こります。このグループは、着実に上達していて本当に素晴らしい。
先日、看護士をしているメンバーの一人が勤務しているところで、沢山のおじいちゃん、おばあちゃん達の前で歌わせていただく機会がありました。私は特にソロでは歌わずに、PAと合唱を担当。純粋にただただみんなと心を一つにして、おじいちゃん、おばあちゃんのためだけに一生懸命歌いました。何のエゴも何もなくて、ただただみんなで作った歌声を届けたい、少しでも心に寄り添えたらと。私たちのその気持ちが届いたのか、みなさん、大変喜んでくださり、こちらのほうが感謝の気持ちで目頭が熱くなりました。慰問ライブはこれからも続けたいなあと思います。
ああ、歌っていて良かったなあ、と純粋に心から思える瞬間。
ありがとう。
そして、みんな、お疲れさまでした。素晴らしかった!
これは私の考えですが、神様の歌を歌うのに、その中に少しでも純粋じゃない気持ちが入ると、歌が嫌味に聞こえるというか、伝わるものが伝わらないというか、結局は口先だけのものになってしまう。ショーになってはいけない(それが、本人達の純粋な気持ちから表現されるものであれば、素晴らしい)。。。。そんな気がします。生意気言ってスミマセン。
そうやって、何のエゴも何もなく、純粋にただただ相手のためだけに歌うこと(本来は神様に捧げる音楽なのですが。)。それを私なりにゴスペルから学ぶことができます。いや、もしかして、、私は環境に影響されやすいほうなので、今のメンバーが心の優しい人たちばかりだから、そんなふうに思えるのかも知れないなあ。メンバーが教えてくれたのかもしれません。私の場合、「嫌やなあ。。」と思うストレスフルな環境で、「純粋に歌えることを楽しい。」とは思えないやろうから。
普段ソロで歌っている時は、いかに自分の世界に入り込めるかを主に考えていたけれど、「純粋にただただ聞いてくれる人だけのために」歌うということを、音程外れても間違っても良いから、やってみようかなあ。どうなるんやろう。どんなふうに歌が変化するんやろ。っていうか、「自分の世界に入り込む」「ただただ聞いてくれる人だけのために純粋な気持ちになる」この二つを同時に出来たら良いなあ。
音楽って、本当に素晴らしいなあ。。。そんなことを考えていると、気がつくと涙が出ていたりします(恥)。。。
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コメント
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うん。
人を動かす事に関していえば、参考にすべき文献として、ディール・カーネギーの言葉をおいて右に出るものはいません。
本屋にたくさん売ってますよ、D. カーネギーのなんとかかんとかとか。
サラリーマン必読の書ですから、マキさんにもお勧めです。
ろぺす
投稿: ropess | 2011年10月14日 (金) 01時53分